[問題1]
指と指との間隔は、どうなっているでしょう。
あなたの左手の指の間隔は?
(1) どれも同じ
(2) ア,イ,ウのどれかが狭い
それはア? イ? ウ?
さあ、どうでしょう。見てみましょう。
[問題2]
あなたの友達も同じだと思いますか。
ア. みんな同じ
イ. 違う人もいる
さあ、どうでしょう。多くの人は、中指とくすり指の間(イ)が狭いのです。
皮膚科でよく見られる疾患で、皮膚カンジダ症という病気があります。これは、カンジダというカビが皮膚に寄生して起きるものです。水虫によく似ています。
カビですので、湿ったところに出来やすいです
手に生じる場合、多くみられる場所は先ほどの、中指とくすり指の間の部分にできることが多いです。この部分が湿っていることが多いからだと考えられます。
[問題3]
レオナルドダビンチの「最後の晩餐」のキリストの指はどうなっているでしょう。
ア. ちゃんと「中指/薬指」の間をせまく描いている。
イ. 「中指/薬指」の間はせまく描いていない。
さて名画「最後の晩餐」ですが、キリストの左手をよく見ると、中指とくすり指の間隔が狭く描かれています。
レオナルドダヴィンチは解剖学にも精通していたといわれています。本当によく観察して描いたことが分かります。さすがダヴィンチです。
(付け足し)
ピアノを弾く人はどうでしょう。やはり「中指」と「薬指」の間がいちばん狭いでしょうか。
私の周辺で、ピアノが上手な人たちは、狭くはありませんでした。それは血の滲むような練習の結果でしょうか。