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「細胞説」の発見者

『チャート式新生物、生物基礎・生物』(数研出版,2021)p.35


シュヴァン自身は、自分の発見は重要だと確信していたので、自分の結晶説でひどい、いきすぎをしてしまった。彼は細胞形成を一種の結晶過程とみなし、生物体を吸収性物質を結晶させる形式と考えた。

「生物体は、無機界のもろもろの力と同じように、物質の存在を貫いている盲目的な、必然的な法則にしたがって発生する」

『新訳ダンネマン大自然科学史10』三省堂1979,p.145