最近、ガンのことが、テレビなどでよく報じられています。 私の身の周りの人たちでも「ガン」を経験した方のことをよく耳にします。 今回はガンのことについてお話ししたいと思います。
⚫︎ なぜガンができるか
私たちの細胞は、毎日古い細胞が死に、新しい細胞に置き換わっています。
このときに細胞の設計図である DNA がコピーミスにより変異します。 コピーミスを起こす原因は、タバコ、紫外線、放射線、化学物質などが挙げられます。 この変異した細胞が止めどもなく分裂を繰り返してガン細胞になります。
⚫︎「早期がんのうちに発見できる時間は、たった1〜2年」
「がん対策企業アクション」というサイトに「早期がんのうちに発見できる時間は、たった1〜2年」という記事があります。そこには次のように書かれています。
ガン細胞は 1 つの細胞が 1 センチのがんになるまでに、例えば、乳がんでは、細胞分裂で30回、15年といった時間がかかります。 しかし、1 センチのがんが 2 センチのがんになるためには、たった3回の分裂1 年半ですみます。1 センチ以下のがんは検査しても発見が困難です。また乳がんの場合、 早期がんは2センチまでをさしますから、検査で発見できる乳がんは 1~2 センチということになります。
検診を 1~2 年ごとに受けなければ、がんを早期発見できないことが分かります。
⚫︎早期発見が大切なわけ
がんはまだ 1~2 センチ程度の時期、つまり、早期に発見できれば、治癒率は高いです。
例えば、胃がんでは、早期であれば、100%近く完治します。 がん全体についても、早期がんの段階で治療を受ければ 90%くらいが完治するといえます。このように早期発見がとても重要です。
⚫︎ガン以外の病気でも早期発見が大切
がん以外の病気でも、早期発見はとても重要です。 例えば糖尿病では自覚症状がほとんどないので、検査しないとなかなか 見つかりません。その間に腎臓や目などに重大な障害を与えてしまいます。
どうしても敬遠しがちな「検診」ですが、できる限り受けましょう。
さらに、くわしいことが知りたい方は、次のサイトをご覧ください。
ガン対策推進 企業アクション「ガン検診のススメ」